
要望に応じて様々な形式に保存することが可能です。
ハイパースペクトルカメラ撮影ソフト-HSCamSharp-にて保存できるデータ形式についての説明です。
スペクトルデータ形式について
データ構造
ハイパースペクトルデータ自体のデータの構造ですが、スペクトルデータの構造として用いられている「BIL(標準)形式・BIP形式・BSQ形式」となっています。
この3つのデータ形式に対応し、標準設定としてBIL形式となっています。
ヘッダーあり[.hsd]、ヘッダーなし[.dat]
BIL(標準)形式・BIP形式・BSQ形式にて用意されたデータをPCなどのストレージに保存する際は、ヘッダーの有無に応じて保存時の拡張子が異なります。
ヘッダーに関しては、過去に投稿した記事を御覧ください
ヘッダー情報を含ませる場合は「.hsd」という拡張子、ヘッダー情報を含ませない場合は「.dat」という拡張子になります。
「.hsd」は通常の保存する際の拡張子となりますが、「.dat」は過去の撮影ソフトとの互換のための拡張子となっています。
圧縮保存は、「ZIP形式」
スケジュール撮影機能を使う際は、データの保存領域を確保するために圧縮保存できるようにしています。圧縮保存に関しては、一般的に使われている「ZIP」にて保存するようになっています。
データのカスタマイズに関して
当社でのハイパースペクトルデータを保存する際の選択肢は「3(データ構造:[BIL][BIP][BSQ])✕2(データ保存形式:[.hsd][.dat])✕2(ZIP圧縮の有無)」で12種類となっています。
それ以外にも独自のデータ形式や圧縮形式にしてほしいなどご要望があれば実装することも可能です。
また、データ圧縮の研究に応用してほしいなどの情報も募集しています。