同じ解析結果でも画像の生成の仕方で感じ方が代わります。
ハイパースペクトルカメラは、スペクトルデータを画像として見ることができます。
今回は、当社が自社開発しているハイパースペクトルデータ簡易解析ソフト-HSDAnalyzer-が生成できる画像をご紹介します。
現在、生成可能な画像の種類は以下の通りです。
RGBイメージ | RGBにそれぞれ任意の波長を割り当て |
20階調 | 20色の階調で表示。 青(低い値)から赤(高い値)に割り当てています。 |
255階調 | グレースケール(モノクロ)表示 |
正規化 | ピクセル毎に、スペクトルグラフで最も高い値を1にして表示 |
強弱反転 | 色の割当を反転して表示 |
今回は、こちらのRGB画像を基準としてご紹介します。以前、札幌市手稲区にある手稲前田森林公園で撮影した風景です。
RGB
RGB(赤・緑・青)にスペクトルデータを割り当てた表示です。人の目で見た場合に近い表現にしています。
単波長表示による25/255階調表現
25/255階調表示における正規化と強弱反転の組み合わせです。例として、600nmのスペクトルデータを利用しています。
25階調
数値の加減に合わせて25色に割り当てた表現した演算処理です。
255階調
数値の加減に合わせて白黒(モノクロまたは、グレースケール)で表現した演算処理です。
600nmー255階調ー 600nmー正規化+255階調ー 600nmー255階調+強弱反転ー 600nmー正規化+255階調+強弱反転ー
さいごに
保存できる画像の拡張子は、jpeg,bmp,tiff,pngに対応しています。
また、自社開発のソフトのため、他の拡張子や独自のデータ構造で保存してほしい、色の割当を替えたいなどのカスタマイズにも対応可能です。