垂直庭園管理や外壁の植物の分布調査などへの応用も
よく歩道に敷き詰められているブロックとそのブロックの隙間から生えている植物を撮影しました。
撮影条件
撮影機種 | HSC1803 |
撮影対象 | コンクリートブロック 植物 |
撮影場所 | 札幌市 |
解析結果
「Other(その他)」「Plant(植物)」「Plant1(植物1)」「Block(ブロック)」の4つのハイパースペクトルデータを抽出しました。
平均スペクトルデータグラフからそれぞれグラフの形状が異なっていることがわかります。
今回は、光合成能力を可視化する正規化植生指数:NDVI解析(NDVI=(IR-R)/(IR+R))を使い解析を行いました。
本解析は、植物の光合成活性能力を測るためのアルゴリズムを使用しています。このハイパースペクトルデータでは、外壁に生えている植物の分布状況や生育状況を見ることができるため、除草を行う場合の必要最低限除草剤の決定や生育させるための必要な肥料などの分量を見極めることができます。